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Vol.8 ::: 料飲洋食調理課 喜多村 陽一(キタムラ ヨウイチ)さんに聞く! 取材日:2005年3月11日 |
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 2005年3月に開催された(社)全日本司厨士協会主催・第16回トック・ドール料理コンテストで喜多村陽一がメイン料理の課題で外務大臣賞を受賞いたしました。一流ホテル・レストランの強豪の出場者20名中、中国地方選出の1名として参加し、1位を勝ち得た料理は「イノシシロース肉とノイリーソース 春野菜添え」です。 |
●今回は料飲洋食調理課
喜多村 陽一さん。よろしくおねがいします。入社何年目ですか? ちょうど1年半です。その前は修行のため兵庫県のホテルを2年、それ以前も大阪のホテル、レストラン、和食、居酒屋のたちあげなど、和洋ジャンル問わず幅広く10年。 いい環境で、いろいろな事を経験しました。「即、行動」主義なんです。 最近、雑誌をみると、一緒に働いてた人たちがオーナーシェフになったり、料理長になったり、ホールのスタッフまで…でていて。自分もがんばらないといけないなと思ってました。これで、出ます。(笑) 実は、途中でいろんなジャンルにチャレンジしたからか、友人から「何料理のコンテストに参加するのか」と聞かれショックを受けた位。「フレンチ」だと答えたけど、基本はフレンチです。 ●現在担当の仕事・おもしろさを教えていただけますか? 洋食調理課は1階のレストラン・コーヒーハウスの厨房です。 主に「コール場」といわれるフレンチのオードブルやデザートを担当しています。 いろんな食材を使える事。高級な食材を調理できますから。 ●料理人は大変注目されているお仕事ですが、何故、料理人になったんですか? グルメブームでテレビに毎日料理人がテレビにでているのを見てました。小学生の時からなりたかったからですね。 余談ですが、ホテル近くに住んでいたので、学校のジャングルジムの上から建設されるホテルを見てました。20年前です。 ●今回の参加されたコンテストはどんなものですか? 司厨士協会所属の若手を対象にした料理コンテストで、指定食材を使用して新しい料理のチャレンジを目的に開催されます。 手順、作業、時間はもちろん、レシピの正確さ、味、独創性、プレゼン力も問われるものです。 ●大変そうですね。 指定食材の制限の中でいかに自分の個性をだせるか、何でも自由ではないので。 料理は皆さまざまでした。こんな使い方があるかと勉強になりました。 ●総合では4位と伺いました。優勝者はどんなお料理だったのですか。 すばらしかったです。私は初めてのコンテストだったのですが、 その方は何度か参加されていて、ポイントを押さえているし、相当な差を感じました。 国際ジャッジで、衛生面や作業の正確さ、シンクの中も見られるし。 優勝者はスイス研修3ヶ月、行きたくて、でました。負けず嫌いなんです。 ●喜多村さんの出品メニューを教えてください 冷製料理「瀬戸内の島々に伝わる郷土料理 イギス豆腐と五穀米 海の幸のガトー仕立て」 温製料理「イノシシロース肉とノイリーソース 春野菜添え」 デザート「トマトのカステラとローストトマトのエキゾチック風」 イノシシは全体的に「重い」感じがするので、ミントオイルでさっぱりさせ、野菜もたっぷり。 地元食材をたくさん使った事も評価されたのではないでしょうか。 ●おいしそう!食べてみたいです。トマトのデザートって?!コンテストのエピソードも教えてください。 審査員から「トマトの味が薄い」と厳しいコメントもいただきました。思うような仕上がりにならなくて悔しい思いをしました。 あと、宅配で送った野菜が凍ってしまって、前日夜に慌てて八百屋を何軒も探し回りました。 選び抜いた野菜だったので、本当に困りました。 ●厳しい試練はありましたが、無事でなにより、参加できて本当によかったですね。 参加者はライバルですが、終わったとたん仲良くなりました。こういった交流がうれしいです。 今後も目標を持ち、自分のレベルを高め、多くの料理を学びたいです。
お客様に喜多村さんと早く覚えていただけるようになるといいですね。コーヒーハウスクレールのディナーバイキングにも、まもなく受賞メニューが登場する予定です。どうぞお楽しみに。
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